映画『ヘレディタリー/継承』を徹底レビュー|家族の呪縛が生む静かな狂気とは

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『ヘレディタリー/継承』とは?|どんな映画?

ヘレディタリー/継承』は、2018年に公開されたアメリカ製作の心理ホラー映画で、アリ・アスター監督の長編デビュー作です。

本作は、一見普通の家族が抱える喪失と悲しみの中で、じわじわと異常な現象に巻き込まれていく過程を描きます。恐怖の対象は単なる霊的存在やジャンプスケアにとどまらず、遺伝・血筋・精神の連鎖といったテーマが重層的に絡み合い、観る者の心に深く刻まれる異質な恐怖を生み出しています。

ジャンルとしてはホラーに分類されますが、血のつながりや家庭内の葛藤といった人間関係の描写にも重きを置いた心理サスペンス的な側面も強く、従来のホラー映画とは一線を画す「静かに壊れていく恐怖」が特徴です。

一言で言えば、“家族という逃れられない運命の中で、精神がじわじわ崩壊していく物語”。その異様な雰囲気と不条理な展開が、観る人を選ぶながらも強烈な印象を残す作品です。

基本情報|制作・キャスト/受賞歴・公開情報

タイトル(原題)Hereditary
タイトル(邦題)ヘレディタリー/継承
公開年2018年
アメリカ
監 督アリ・アスター
脚 本アリ・アスター
出 演トニ・コレット、アレックス・ウルフ、ミリー・シャピロ、ガブリエル・バーン
制作会社A24、PalmStar Media、Windy Hill Pictures
受賞歴シッチェス映画祭 最優秀女優賞(トニ・コレット)受賞 ほか多数ノミネート

あらすじ(ネタバレなし)

グラハム家の祖母が亡くなったことをきっかけに、家族の間に不穏な空気が漂いはじめる。母アニーは、亡き母との複雑な関係を抱えながら、アート作品の制作に没頭し、夫スティーブは家族を静かに支えようと努めている。

一方で、長男ピーターと妹チャーリーも、それぞれの形で喪失と向き合おうとするが、やがて一家の周囲で説明のつかない異変が次々と起こり始める。「あの人は何かを隠していたのか?」、「この家に漂う違和感の正体とは?」

平穏だったはずの家庭に、じわじわと忍び寄る不安。その先に待つものとは──。

予告編で感じる世界観

※以下はYouTubeによる予告編です。

独自評価・分析

ストーリー

(4.0点)

映像/音楽

(4.5点)

キャラクター/演技

(4.5点)

メッセージ性

(3.5点)

構成/テンポ

(3.5点)

総合評価

(4.0点)

評価理由・背景

『ヘレディタリー/継承』は、ジャンルの枠に収まりきらない異質な恐怖体験を提供する作品として高く評価されます。とりわけトニ・コレットの鬼気迫る演技は絶賛され、日常の崩壊と精神の崩壊がリンクする演出に観る者を引き込む力があります。映像・音楽面でも、静寂を使った緊張感や不穏な画づくりが巧みで、アート性とエンタメ性を両立しています。

一方で、作品全体のテンポやストーリーの入り組み具合には好みが分かれる要素もあり、全観客にとって分かりやすい構造とは言い切れません。強烈なビジュアルとメッセージ性を持ちつつも、やや観る人を選ぶ構成であることから、厳しめに見て総合評価は4.0点としました。

3つの魅力ポイント

1 – 圧倒的な演技の緊張感

トニ・コレットの演技はまさに圧巻。感情の起伏をリアルに体現し、特に家族を喪った母親の混乱と狂気をリアルに演じ切っています。その一挙手一投足が観客の感情を揺さぶり、物語への没入感を格段に高めています。

2 – 静寂が生む恐怖演出

本作では派手な音響や突然の驚かしではなく、“沈黙”と“間”を使った演出が多く用いられています。観客に考える時間と緊張を与え、不安を増幅させるこの演出手法は、心理ホラーとして非常に効果的です。

3 – 遺伝と運命のテーマ性

タイトルにも表れている“ヘレディタリー(遺伝)”という概念が物語全体を貫いています。家族に流れる血の呪縛や避けられない宿命が、超常現象と結びつくことで、単なるホラーにとどまらない重厚なテーマ性を持たせています。

主な登場人物と演者の魅力

アニー・グラハム(トニ・コレット)

一家の母であり、物語の中心的存在。感情の振れ幅が大きく、喪失と狂気の間をさまようキャラクターをトニ・コレットが圧巻の演技で体現。家庭という小さな世界の中で孤立していく様子が、彼女の表情と声の抑揚によって生々しく描かれています。

ピーター・グラハム(アレックス・ウルフ)

アニーの長男で、思春期ならではの葛藤と家族への距離感を抱える青年。アレックス・ウルフは、混乱・恐怖・罪悪感といった複雑な感情を繊細に演じ、観客に強い共感と不安を与えます。ラストにかけての変貌ぶりにも注目です。

チャーリー・グラハム(ミリー・シャピロ)

ピーターの妹で、独特の存在感を放つ少女。ミリー・シャピロは舞台での経験を活かし、セリフが少ない中でも強烈な印象を残します。その不気味な仕草や表情は観客に不安を植え付け、物語の不穏さを決定づける存在です。

スティーブ・グラハム(ガブリエル・バーン)

アニーの夫であり、家族のバランスを保とうとする良識派。感情的な家族の中で、あえて抑制された演技を貫くことで物語全体に現実味を与えています。静かで内向的な人物像に、ガブリエル・バーンの重厚な存在感が光ります。

視聴者の声・印象

静かに怖い…夜ひとりで観るのはおすすめできない。
演技は素晴らしいけど、展開が難しくて理解しきれなかった。
ジワジワと心を締めつける恐怖がクセになる。
ホラーというより家族ドラマ?ジャンルの期待とは少し違った。
トニ・コレットの怪演に震えた。あの表情、忘れられない。

こんな人におすすめ

静かに忍び寄る“精神的な恐怖”をじっくり味わいたい人

ミッドサマー』『ウィッチ』のようなアート系ホラーが好きな人

家族をテーマにした重めの人間ドラマに興味がある人

ジャンプスケアよりも心理的な緊張感を求めるタイプ

俳優の演技力を重視して映画を観る傾向がある人

逆に避けたほうがよい人の特徴

テンポの良い展開や派手な演出を求める人
わかりやすい結末やスッキリとしたカタルシスを期待する人
過激なホラー演出(血や暴力)だけを楽しみにしている人
複雑な人間関係や心理描写に興味がない人
“意味がわからない映画”に強いストレスを感じるタイプ

社会的なテーマや背景との関係

『ヘレディタリー/継承』は、超自然的なホラーというジャンルの枠を超えて、現代の家庭が抱える構造的な不安や心の病理を鋭く映し出す作品です。一見すると“呪い”や“悪魔崇拝”といったフィクショナルな要素に焦点を当てた物語に見えますが、その根底にはきわめて現実的な問題が潜んでいます。

まず注目すべきは家族内での感情の断絶。アニーは母との関係に深いわだかまりを抱え、それが子どもたちにまで影響を及ぼしています。これは、現代における“毒親”や“世代間トラウマ”の問題と密接にリンクしており、家族という密室空間におけるストレスや感情の継承がいかに破壊的なものになり得るかを示しています。

また、精神疾患への無理解や孤立といったテーマも見逃せません。作中では“遺伝”というキーワードが繰り返されますが、これは単に身体的特徴ではなく精神的な不安定さや病理すらも世代を越えて受け継がれるという暗喩でもあります。誰かの行動が“異常”と判断されたとき、それを個人の問題として切り捨てるのではなく、環境や歴史を含めた視点で考えることの重要性が強調されています。

さらに、女性の役割や抑圧という視点も読み取れます。アニーという母親像は、家庭と自己表現(アート)との狭間で揺れ動き、結果としてどちらにも救いを見出せません。これは、伝統的な母性イメージや家庭内における女性の役割が、いかにプレッシャーに満ちているかを象徴的に描いていると言えるでしょう。

このように『ヘレディタリー/継承』は、ただの“怖い映画”ではなく、現代社会の閉塞感、家族制度のひずみ、精神の継承という根深いテーマを巧みに織り込んだ作品です。ホラーとしての恐怖の中に、私たちが直面している現実の断面が鋭く投影されているのです。

映像表現・刺激的なシーンの影響

『ヘレディタリー/継承』は、その映像表現において極めて緻密で計算された美術とカメラワークが特徴的な作品です。ミニチュア模型をモチーフとした構図やシンメトリーな画面配置が多用され、観る者に「すべてが仕組まれている」という不穏な印象を与えます。特に、カメラの動きが滑らかで無機質なことから、観客が“見せられている”という感覚を強く感じる作りになっています。

また、音響面では派手な音楽やジャンプスケアに頼らず、静寂と環境音を巧みに使った演出が特徴です。ときに“何も鳴らない”こと自体が緊張を生み、心音のようなリズムや「カチッ」というチャーリーの舌の音がトリガーとなって、観る者の神経をじわじわと追い詰めていきます。

刺激的な描写については、直接的な流血や暴力シーンがあるわけではありませんが、視覚的・精神的に非常に衝撃的な場面が複数存在します。特に中盤に起こる“ある出来事”は、映像的にも演出的にも強烈なインパクトがあり、多くの観客にトラウマ級の印象を残しています。これらのシーンはグロテスクさというよりも、状況の突然さと現実感のなさによってショックを与えるタイプの演出です。

性的描写については明示的なシーンはなく、ホラーとしての性表現はほとんど存在しません。ただし、家族間の関係性や精神的な崩壊といった側面が強く描かれるため、情緒的にかなり重たい体験となる可能性があります。

以上を踏まえ、本作は映像的に美しくも恐ろしく、心理に深く刺さる演出が多用された作品です。視聴にあたっては、単なる娯楽としてではなく、“感情的な安全装置”を外す覚悟が求められるかもしれません。特に精神的に不安定な時期に観ると影響を受けやすいため、心の状態に応じた視聴をおすすめします。

関連作品(前作・原作・メディア展開など)

『ヘレディタリー/継承』は完全オリジナル脚本の単体映画であり、前作や原作、スピンオフといった関連作品は存在しません。しかし、監督アリ・アスターの作家性を語るうえで、本作以降に公開されたミッドサマー』(2019)との比較は非常に重要です。

ミッドサマー』は、本作と同様に「心理的恐怖」「宗教的・神秘的テーマ」「人間関係の破綻」といった要素を内包しており、いずれも“静かな狂気”と“美術的な映像表現”が共通しています。時系列上のつながりはありませんが、両作を観ることでアリ・アスター監督の演出スタイルや恐怖の描き方の進化が見えてきます。

また、映画史的に見ると本作は『エクソシスト』『ローズマリーの赤ちゃん』『オーメン』といったオカルトホラーの系譜に位置づけられます。特に「家族」と「信仰・呪術」を結びつけた構造は、それら古典作品との精神的な連続性を感じさせます。

メディア展開としてはノベライズやスピンオフ作品などの公式派生コンテンツは存在しませんが、考察系の書籍や動画、分析記事などの二次創作的な周辺コンテンツは国内外ともに豊富に展開されています。本作の多層的な構造と難解なテーマが、視聴後のリサーチ欲をかき立てることも特徴のひとつです。

類似作品やジャンルの比較

『ヘレディタリー/継承』が持つ「家族×心理×超常」というテーマや、不安をあおる静かな演出手法は、近年のいくつかのホラー映画と共通しています。以下に、特に似た空気感や構造を持つ作品を紹介します。

ミッドサマー』(2019) 同じくアリ・アスター監督による作品で、「感情の崩壊」と「儀式」を主軸に据えた恐怖が共通しています。異文化に触れる外的な恐怖が主題の本作に対し、『ヘレディタリー/継承』は家庭という内側からくる恐怖を描いています。

ウィッチ』(2015) 17世紀のアメリカを舞台に、信仰と疑念に引き裂かれる家族を描いた作品。家族間の信頼の崩壊や宗教的なモチーフの使い方が似ており、より象徴的で静謐な恐怖を味わいたい人におすすめです。

『エクソシスト』(1973)『オーメン』(1976) 悪魔的存在と家族との関係を描いた古典ホラー。『ヘレディタリー/継承』と同じく、血縁の中に恐怖が宿るという構造を持ち、ジャンルの祖先的作品として位置づけられます。

ゲット・アウト 』(2017) 社会問題とサスペンスを融合させた現代ホラー。家族の中に潜む“異物”や“違和感”という観点で、『ヘレディタリー/継承』との親和性が見られます。恐怖の質は異なりますが、心理的圧迫感は共通しています。

『哭声/コクソン』(2016) 韓国映画ならではの湿度と宗教性が漂う作品で、村社会と超自然が絡み合う展開は、『ヘレディタリー/継承』の持つ“何かに取り憑かれていく感覚”と非常に近い印象を与えます。

これらの作品群はいずれも、ジャンプスケア中心の従来型ホラーとは一線を画し、精神的・文化的な背景までをも含んだ“知的ホラー”として位置づけられます。『ヘレディタリー/継承』を楽しめた方には、ぜひこのジャンルの他作品にも触れてみてほしいところです。

続編情報

2025年7月現在、『ヘレディタリー/継承』に関する正式な続編は制作・公開されていません。続編の構想については一部メディアやインタビューで言及されているものの、公式な発表や製作の進行報道は確認されていません

監督アリ・アスターは、過去のインタビューにおいて「続編として成立し得る構想は持っている」と語っています。特に、物語の終盤で重要な展開を見せたピーターの“その後”を描く可能性があることが示唆されていますが、それが具体的な脚本や企画に発展したという報道はありません。

キャスト面では、主演を務めたトニ・コレットが「これ以上は精神的に限界かもしれない」とも述べており、続編が実現したとしてもキャストの大幅な変更があり得ると考えられます。続編が制作される場合、ストレートな続きではなく、プリクエルや別視点でのスピンオフ構成になる可能性も取り沙汰されています。

なお、一部海外メディアでは“ヘレディタリー/継承2”という仮タイトルのプロジェクトがIMDb上などで取り沙汰されたこともありましたが、現在は信頼できる情報源からの裏付けは存在していません。現時点ではファンの間での憶測や期待が先行している状況です。

このように、『ヘレディタリー/継承』の世界観を引き継ぐ作品の可能性は完全には否定されていないものの、公式な続編として制作が進んでいるという事実は確認されていません。今後の動向に注目が集まります。

まとめ|本作が投げかける問いと余韻

『ヘレディタリー/継承』を観終えた後、観客の胸に残るのは、単なる恐怖ではなく不気味な静けさと、説明のつかない感情のざわめきです。ストーリーが進むにつれて明らかになる家族の秘密や、避けられない運命の連鎖。それは“遺伝”という言葉に象徴されるように、見えない何かが世代を超えて受け継がれていくという感覚を呼び起こします。

この映画は、観客に「自分の家族に隠された何かがあったとしたら?」という不安を静かに突きつけます。家族という最も身近であるはずの存在が、最も理解不能で、時には最も恐ろしい存在になり得る——そんな真理を、映像と演技の力でじわじわと突きつけてくるのです。

また、アニーの抱えるトラウマや精神的な不安定さ、そしてそれが家庭全体に波及していく様子は、個人の痛みがいかにして家族という単位に影響を与えるかという問いにもつながります。心理的な問題が“呪い”のように描かれている点は、現実社会におけるメンタルヘルスの問題と無関係ではないでしょう。

『ヘレディタリー/継承』が優れているのは、恐怖の“原因”を明確に示さない点にあります。それゆえに、観る者は自分なりの解釈をせざるを得ず、その過程で「人間にとって本当の恐怖とは何か」という問いに向き合うことになります。それは悪魔か、家族か、自分自身か——その答えは人によって異なるはずです。

観終えたあとも、どこかで“あの音”が聞こえた気がする。誰かが見ているような感覚が消えない。そんな余韻が長く心に残る作品。それが『ヘレディタリー/継承』です。エンドロールが終わってもなお、あなたの中の“何か”を揺さぶり続ける、そんな異質で特異な映画体験をもたらしてくれる一本です。

ネタバレ注意!本作の考察(開くと見れます)

OPEN

『ヘレディタリー/継承』は、表面上は家族の崩壊と悪魔崇拝を描いたホラー作品ですが、裏にはさまざまな比喩と伏線が張り巡らされています。そのひとつが「呪いは本当に外的なものだったのか?」という問いです。

アニーの母・エレンが実際に悪魔崇拝の儀式を行っていたことは作中で明かされますが、それによってピーターが“パイモン”に取り憑かれる結末が、本当にオカルト的現象なのか、それとも家族内で連鎖する精神的崩壊の象徴なのかは、解釈が分かれるところです。

特に興味深いのは、アニーの“ミニチュア作り”という行動です。彼女は家庭内の出来事をすべて模型化し、距離を取って観察しようとします。これは自身の心の中でコントロールを保とうとする試みであると同時に、作品全体が“誰かに操られている”という構図とも重なります。つまり、アニー自身も“仕組まれた存在”である可能性が示唆されているのです。

また、チャーリーが生前から“何かが違う”存在であることを強調する描写も多く、彼女の死が偶然でなく、最初から儀式の一環だった可能性も示唆されます。その「計画された死」は、予兆として物語前半からいくつも散りばめられており、再視聴によってそれらの違和感が浮き彫りになります。

最終的にピーターが“器”として完成し、信者たちが集うラストシーンに至るまで、すべてが伏線としてつながっていく構成は見事です。とはいえ、観客によっては「本当に悪魔がいたのか?」という疑問を残す終わり方であり、この曖昧さが作品をより深く、後味の重いものにしています。

『ヘレディタリー/継承』は、「家族」という枠組みの中に潜む、見えない暴力や連鎖する痛みを、超自然というフィルターを通して描いた作品とも言えるでしょう。その問いは、“受け継がれていくもの”とは一体何か?というテーマに帰結していきます。

ネタバレ注意!猫たちの会話(開くと見れます)

OPEN
あの…チャーリーが突然ああなるなんて…僕、ちょっと立ち直れそうにない…。
え、でもあの後すごい展開だったよね。ピーターがさ…まさかあんなことに…。
君は怖くなかったの?急に天井に…あの動き…。僕もう高いところ見れない…。
怖いけどさ、あのお菓子作ってるシーンとか、なんかクセになるんだよ。ホラーなのにお腹すくの僕だけ?
君だけだと思うよ…しかも、ラストのあの集会、なんだったの?夢じゃないよね…?
あれね、僕も似たようなの誘われたことあるよ。”キャットパイモン教”って言って、猫缶を毎日捧げる儀式があるらしい。
君、もうそれ悪魔じゃなくてただのグルメサークルだよ!!
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